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「何をしでかすか分からない乱暴者」そんなイメージの、トランプ氏が次期大統領に決まった。
もしクリントン氏が大統領となればオバマ氏の政策を引き継ぎ、第3期オバマ政権と呼ばれ、就任早々から「レイムダック政権」となる可能性を秘めていたが、
トランプ氏が勝ったことで「何をしでかすか」が一気に「期待」に代わり、
「乱暴者」は停滞した米経済の壁を打ち壊す「救世主」となった。

トランプ氏の公約は、法人税を35%から15%に引き下げる減税に、10年で1兆ドル規模に達するインフラ投資、
ドッド・フランク法の撤廃に向けた金融規制緩和や、石油・天然ガスなど化石燃料に対する規制緩和など。
大幅減税や巨額のインフラ投資、オバマ政権時代の過剰規制の見直しなど、アメリカが儲けるためなら何でもやるということだ。

議会のねじれも解消され、「やる」可能性は高まってきているのかもしれない。
「トランポノミクス」への期待が「トランプラリー」となりドル高・米株高となり、棚から牡丹餅の円安で日本株を押し上げた。

金利が上がろうとそれ以上に株が上がる。
まるで日本のバブル期のようだ。
金利が8%だろうが10%だろうが、それ以上に株、土地が値上がりする時代。
貯金なんてするやつは馬鹿だと言われ、日本中がはしゃぎ、踊った時代。

不動産王のトランプ氏がそれを知らないわけはなく、もしかしたら日本のバブルを目指しているのか??

「トランポノミクス」は米バブルを生み、棚から牡丹餅で日本の経済も再びバブルに踊るときが来るのか?
行き詰ったと言われている「アベノミクス」空砲と言われている最近の「黒田バズーカ」にアメリカからトランプ弾道ミサイルの援護射撃が撃ち込まれるのか?

1月20日、日本の経済や株式市場が、恐らく「最後のバブル」に突入する日となるか。
トランプ大統領が誕生する。

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