IPO

■ほぼ日
コピーライターの糸井重里氏が代表取締役を務める「ほぼ日」は、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営しており、
東京証券取引所に上場申請したことが分かり、早ければ3月にも新規上場する見通し。
ジャスダック市場への上場になる見込みで時価総額は数十億円規模。
年間60万部を発行する「ほぼ日手帳」が主な収益源で、ネットや書店・小売店経由で販売している。

■マクロミル
2014年に米国投資ファンド「ベインキャピタル」が買収し非上場となり、
ファンド傘下で経営再建を進めていたインターネット調査会社のマクロミルが早ければ3月22日に東証へ再上場が決まった。
時価総額は800億円前後といわれており、「ベインキャピタル」の買収価格は約514億円だった。
確かにベインキャピタルのネットワークを活かして事業は世界規模に拡大しており、
売上高は買収以前の約2倍に成長しているが、いきなり東証一部上場という可能性があり、
成長性を買うIPOというよりは、再上場からもわかるように投資ファンドの資金回収、売り抜けの色が強い銘柄。

「初値予想」