■寄り付き状況
主力ハイテク株の一角が業績期待から買われ、相場をけん引。
ダウは前日までの4日続落で1840ドルあまり下落、
押し目買いが入りやすかった。
7~9月期の米実質GDP速報値は前期比年率33.1%増と市場予想の32.0%増を上回った。
週間の新規失業保険申請件数は75万1000件と前週から減り、市場予想も下回った。
米景気の減速懸念が和らぐ。
日経平均始値は前日比11円23銭安の2万3320円71銭。
欧州でのコロナ感染急拡大、
行動制限や店舗閉鎖などに踏み切り、
景気回復が遅れるとの懸念。
世界景気への懸念も国内業績予想の上方修正が下支え。
■個別材料
ドンキ前社長、株購入不正に推奨か ユニーTOB公表前 監視委が強制調査
新生銀(8303)と大和(8601)系、再生エネに400億円 メザニン融資で
きらぼしFG(7173)デジタル銀行に参入 22年開業目指す
三菱重(7011)環境債を発行 数百億円、風力合弁設立も発表
JAL(9201)も外部出向 社員500人、期間限定で 物流企業や自治体に
ニトリHD(9843)島忠(8184)へTOB 1株5500円、DCM(3050)を3割上回る「お値段以上の島忠に」
米、ソニー(6758)に画像センサーの輸出許可 ファーウェイ向け
「iモード」の最高益 届かず NTTドコモ(9437)、上場会社で最後の決算 4~9月4%増の5636億円
OLC(4661)初の最終赤字へ 今期 入園制限、来期も継続
AGC(5201)国内同業と事業統合延期
OKI(6703)プリンター事業1000人削減
HIS(9603)を2段階引き下げ JCRが格付け
サンケン(6707)子会社、ナスダック上場 時価総額「親」の5倍
■決算情報
富士電機(6504)今期純利益4%減
ベルーナ(9997)今期純利益62%増
コニカミノルタ(4902)今期180億円最終赤字
エプソン(6724)今期純利益3%増
ファナック(6954)今期純利益2倍に上方修正
オムロン(6645)今期最終68%減益 上方修正
武田(4502)今期純利益2.8倍
ルネサス(6723)1~9月最終384億円黒字
NEC(6701)4~9月純利益62%減
パナソニック(6752)4~9月純利益52%減
みずほ証券4~9月純利益2.9倍
大和(8601)4~9月経常益62%増
家電量販店、4~9月純利益伸びる ケーズHD(8282)PC好調で38%増 ノジマ(7419)は郊外店に客で4.1倍
京セラ(6971)4~9月純利益42%減 343億円
三菱商(8058)7~9月純利益3割減資源価格下落が打撃、4~6月比では改善
■決算発表予定銘柄
キーエンス (6861)
KDDI (9433)
第一三共 (4568)
村田製作所 (6981)
エムスリー (2413)
日本たばこ産業 (2914)
三井物産 (8031)
アステラス製薬 (4503)
SGH (9143)
TDK (6762)
ZH (4689)
塩野義製薬 (4507)
協和キリン (4151)
マキタ (6586)
ヤマトH (9064)