株式投資特選情報~兜町天気予報~

2001年からの歴史を誇る「新興市場最新情報」の公式ブロク。 IPO、グロース市場中心の新興企業はもちろん、テーマ株、大型株、仕手株、初心者にはやさしく、玄人にも満足いただける内容になっています。 デイトレはもちろん、中長期でチェックしたいテーマの情報などをお届けいたします。

    2021年12月

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    大晦日

    中国12月製造業PMI(10:00)

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    NYダウ   36,398.08  -90.55  -0.24%
    S&P500  4,778.73   -14.33  -0.29%
    ナスダック 15,741.564 -24.652  -0.15%

    日経先物CME  28,830.00  -40.00

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    2022年は寅年。
    兜町には
    「丑(うし)つまずき、寅千里を走り、卯(う)跳ねる」といわれ
    「戌亥(いぬい)の借金、辰巳(たつみ)で返せ」「辰巳天井」という言葉あり

    「寅千里を走り」とは景気がいいが、
    1986年の寅年は年間42.6%も上昇した。
    バブルの始まりである。

    寅年の成績は、戦後は1勝5敗と、十二支でワーストの年。
    22年はワーストの記録を伸ばす都市となるか?
    それともバブル到来の年のように
    千里をかける一歩目の年となるか?
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    FRBはインフレ抑制に躍起になっている。
    長期金利は抑制され、実質金利はマイナス圏にあり、
    現状では株式市場への資金流入は続いている。

    22年、利上げのアクセルを踏み込んだ時、
    この微妙なバランスが崩れる可能性があり、
    長短金利差が縮小し、景気回復をも失速させる可能性もある。

    量的緩和策、低金利でアクセルを吹かした米経済だが、
    今や頼みは金利政策のみとなり、
    利上げには微妙なアクセルワークが必要となりそうだ。
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    プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が発表したレポートでは、

    PwCが予測する2030年の世界GDPランキングは、以下

    1位 中国 38兆80億ドル
    2位 アメリカ 23兆4750億ドル
    3位 インド 19兆5110億ドル
    4位 日本 5兆6060億ドル
    5位 インドネシア 5兆4240億ドル
    6位 ロシア 4兆7360億ドル
    7位 ドイツ 4兆7070億ドル
    8位 ブラジル 4兆4390億ドル
    9位 メキシコ 3兆6610億ドル
    10位 イギリス 3兆6380億ドル

    日本人にとってショッキングな内容ですが、
    順位より金額が、、、
    インドとの差は歴然で、インドネシアとほぼ同等
    ロシアに日本の影が見えてきたといわれる内容

    では、PwCが予測する2050年の世界GDPランキングは、以下

    1位 中国
    2位 インド
    3位 アメリカ
    4位 インドネシア
    5位 ブラジル
    6位 ロシア
    7位 メキシコ
    8位 日本
    9位 ドイツ
    10位 イギリス

    米国が3位というのもショッキングですが
    日本はというと8位
    インドネシア、ロシアに抜かれているのは言わずもがな
    ブラジル、メキシコにもごぼう抜きされています


    以下は上記のレポート修正コメントや、
    他のレポートのコメントを拾ってみました

    ・中国が2030年に米国を抜いて世界最大の経済大国に
    とあるが少し遅れる模様、2031年には米国を抜くようだ

    ・インドは来年に世界6位の座をフランスから奪還

    ・インドは2030年には世界3位の経済大国になる予想が
    2031年に変更された模様

    ・日本経済は2033年にドイツに追い抜かれる


    プライスウォーターハウスクーパース(PwC)とは
    ロンドンを本拠地とし、世界157カ国742拠点に276,000人のスタッフを擁する
    世界最大級のプロフェッショナルサービスファーム。

    世界4大会計事務所・コンサルティングファーム(Big 4)の一角を占める。
    対象業務として会計監査、ディールアドバイザリー、ビジネスコンサルティング、
    税務、法務などを総合的に手掛けている。

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    中国経済は今年の第3四半期に失速した。
    2022年のリスクの1番手は中国問題だろう。

    台湾の地政学的リスク。
    中国恒大集団の倒産、土地バブルの崩壊。
    新型コロナ対策のロックダウン再導入、西安では新たなウイルスが発生したとの噂もある。
    エネルギー不足問題、脱炭素と逆行し、石炭が欲しくてたまらない状況。
    3期目を見据える習主席の動向、永久主席就任へ。


    アメリカ
    バイデン大統領レームダック。
    インフレ、原油価格上昇、スタグフレーション。
    米利上げでドルを押し上げ、新興国・地域から資金が流出、通貨危機。


    欧州
    グリーン・イン フレーションによる景気下振れリスク。
    フランスで極右大統領が誕生し、欧州の政治混乱。


    以上、10項目のリスクを取り上げたが、
    重複する内容や連動するものもある。

    では日本のリスクは?
    既に2022年の流行語大賞候補となっている

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    2022年は東証改革の年。
    2022年4月から、東京証券取引所は、
    現在の5市場(東証一部・二部・JASDAQスタンダード・マザーズ・JASDAQグロース)から、
    3市場(プライム・スタンダード・グロース)に見直しされる。
    その際、浮動株時価総額の厳格化の悪影響が懸念される。
    05年~06年の浮動株比率化ではその度にTOPIXは軟化した。
    2022年 4・5・6 月と連続して厳格化が行われ、
    3月権利落ち頃から6月末まで軟化しやすくなる可能性がある。

    2月高値となれば、3月権利落ちまでは堅調を保ちながらもみ合い、
    東証改革の悪影響が出れば、権利落ち後から影響が出始め、
    2月高値の期日となる8月前までは動きにくい環境となり、
    5,6月あたりに安値を付ける可能性もありそうだ。

    その場合PBR1倍をめどとすると、現在、23000円程度。(大和証券資料より)
    6月前後に23000円を意識するような場面があるかもしれない。

    あくまでシナリオの一つだが、
    岸田政権が発足し、
    史上最大と言われる補正予算を掲げたことで成長率が加速する可能性がある。

    日本株には出遅れ感があり、OECDによる見通しなどから、
    外人が日本株を年初から買いに回れば、
    2月に再度30795円程度の高値チャレンジ。
    その後、東証改革の悪影響が出れば、
    4月、5月、6月、と春に軟調となり、安値を付ける場面となりそうだ。
    その場合PBR1倍を意識する調整。

    22年の日経平均は安値25000円~高値31000円程度と現時点でのシナリオとしたい。


    OECD,ブルームバーグ,大和証券等、数社、数データーを参照させていただきました
    上記の予想はいくつかのデータをもとに導き出したシナリオの一つです

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