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■寄り付き状況
NY市場はダウ反発。
ハイテク株が軒並み買われ、投資家心理が改善。
また、中国景気の減速から、
中国政府が景気対策に動くのではという期待もあるようで、
淡い期待というか、現実逃避の買いが相場を支えた。
祭りの終わりとはこういうものかもしれない。
現実のは景気は確実に悪くなる数字が出ているが、
それに目を背け、神頼み的な動き。
最後に貧乏くじを引きたくないので何とか回そうとあしているのか?
はたまた売り方の仕掛けか?
一歩引いたとこから見れば、何とも可笑しい話だ。

貿易摩擦による景気への悪影響が鮮明に。
世界第二位の経済大国の景気減速は世界景気への悪影響は避けられない。
中国との貿易関係がより強い欧州景気の下押し不安など影響は広がっている。
早くもリバウンド終了か?
前にも書いたが貿易戦争が解決しても景気が悪くなるスピードが減速するだけ。
プラス材料ではあるが、景気がドンドンよくなる材料ではない。
米はいいかもしれないが、中国にとってはどちらにしても景気が減速する。
世界第二位の経済大国の景気減速、その影響は世界中に出てくるであろう。

日経平均始値は前日比20円43銭高の2万0575円72銭。
その後下げに転じ¥150ほど安い。
利益確定の動きとなっている。

■個別材料
オリックス(8591)井上社長、大京(8840)取り込み買い場に備え
京セラ(6971)米の人工関節買収、スマホ・車に次ぐ柱に
日立物流(9086)インドに物流網展開、倉庫新設、車部品を管理
三井E&S(7003)やIHI(7013)など、海外プラント、撤退相次ぐ
トヨタ(7203)系、社債発行延期、長期金利の低下受け
ルネサス(6723)8970億円調達、米半導体買収に充当
 
■決算情報 
キャンドゥ(2698)前期最終21%減益 
串カツ田中(3547)前期最終実質増益 
不二越(6474)今期純利益17%増 
マネフォ(3994)今期最終赤字幅拡大
東宝(9602)3~11月純利益16%減、238億円 
クリエイトS(3148)6~11月最終9%増益
コーセー(4922)4~12月営業最高益

■決算発表予定銘柄 
ホギメディカル (3593)
ブロンコビリー (3091)
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