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■寄り付き状況
米市場はダウ4日続伸し、過去最高値更新。
米中首脳会談で貿易協議決裂の最悪シナリオが回避。
世界の中央銀行の緩和姿勢から世界的金融緩和の思惑が広がった。
これにより、リスク資産に再び資金が向かいやすくなった。
米中協議などで悪材料が出なければ、お祭り騒ぎは続きそう。

日経平均始値は前日比102円77銭高の2万1740円93銭。
ダウ史上最高値更新で買いが先行している。

トランプ大統領就任が決まった16年11月以降の上昇率をみると、
ダウ平均は46%に達し、日経平均は26%。
出遅れ感は鮮明だが、増税を控え、これ以上の利下げできな日本株は、
欧州の17%上昇に比べればましかもしれない。
今後は欧州利下げで日本だけ取り残される可能性もあるが、
世界株高の恩恵はできるだけ受けたいところ。
世界株安となれば一番売りで儲けれる市場だけに、
相場は高い位置の方が売りやすい。

■個別材料 
☆企業
ソニー(6758)サード・ポイントCEO、半導体分離の回答要求
くら寿司(2695)米国法人、米ナスダックに上場申請 米国出店を加速
三井物産(8031)系とさくらREIT、合併調整 「敵対的M&A」に対抗
マネックスG(8698)傘下のマネックス証券、米株購入手数料下げ 5ドルから0.1ドルへ
セブン&アイ(3382)スマホ決済「セブンペイ」で不正被害
バンナムHD(7832)ガンダムフィギュア リアルさ追求 内部構造、2000部品で再現
シチズン時計(7762)介護向け計器事業参入 体温計など開発
フラベッドH(7840)羽毛ふとんリメーク 肌掛けや寝袋に
KDDI(9433)とソフトバンク(9434)5G基地局を相互利用
ノジマ(7419)免許返納者に無料配送 高齢者向けサービス
東電HD(9501)柏崎刈羽原発の廃炉、地元調整に難航
電通(4324)「情報銀行」1.2万人実験 個人データに対価
サッポロHD(2501)主原料を育種 ポップ・大麦 温暖化に強く

■決算情報
TSIHD(3608)3~5月純利益4.3倍
ニトリHD(9843)3~5月純利益3%増 機能性商品など好調
リンテック(7966)4~6月営業4割減益 半導体テープ低迷
アスクル(2678)20年5月期見通し、純利益12倍の54億円に

■決算発表予定銘柄   
セブン&アイH (3382)
ABCマート (2670)
イオンモール (8905)
キユーピー (2809)
マニー (7730)
クスリのアオキH (3549)
乃村工藝社 (9716)
USMH (3222)
不二越 (6474)
アヲハタ (2830)
など全25社
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