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■寄り付き状況
ダウは続伸。
4月の小売売上高は過去最高だった3月をわずかに上回ったが
伸び率では急増した3月(10.7%増)の反動で落ち込み、
市場予想の0.8%増程度も下回った。
これを受け長期金利が前日に続いて低下。
米株最大の懸念材料であるインフレによる金利上昇が
落ち着いていることから株は買われた。

コロナ感染拡大による自然免疫と
ワクチン普及による効果でコロナはほぼ終息
経済活動がほぼ通常に戻った。

日経平均始値は前週末比225円99銭高の2万8310円46銭。
米株高で買いが先行。
買い一巡後は経済正常化が進む米に対し
コロナの変異株が広がる国内の経済活動の正常化の遅れが意識されている。

■個別材料 
☆企業
トヨタ(7203)IT系を逆転 自動運転の特許競争力
パナソニック(6752)もAI指針 開発透明化、データの偏り防ぐ
ダイフク(6383)が新工場 空港向け機器生産、米で3拠点集約
三菱電(6503)保有技術の検索サイト 他社と連携狙う
インテージH(4326)AIで動画解析 行動分析を支援
三菱UFJ(8306)「窓口なし」店舗 23年度末までに全支店の過半数
セブン&アイ(3382)米当局と対立 コンビニ買収、一部委員が「違法」
東電HD(9501)仮想発電所で電力調整 再生エネ拡大推進
青森銀(8342)とみちのく銀(8350)、特例法で24年合併へ
ミンカブ(4436)QUICK・日経と資本業務提携 金融情報、新サービス
ホンダ(7267)脱・ガソリン車に壁 前期44%増益も四輪なお低迷
レオパレス(8848)3月末、84億円の債務超過、3期連続赤字 
住友商(8053)定款変更に反対 気候変動対応巡る株主提案
ヤクルト(2267)サッポロHD(2501)と提携協議 飲料を共同開発
日本郵政(6178)25年度に利益ピーク比半減 効率化で3.5万人減
三越伊勢丹(3099)都内4店で営業範囲拡大
ルネサス(6723)火災、239億円の減益要因
京セラ(6971)認証不正取得、子会社黙認
マツダ(7261)30年にEV生産比率25%
北越コーポ(3865)家庭紙に参入
平和不(8803)買収防衛策を廃止

■決算情報
民放5社の前期、全社が最終減益 広告収入減響く
鉄道大手21社の前期最終、赤字1.5兆円
キオクシアの前期最終、245億円赤字
携帯3社の今期、値下げ影響を吸収 営業増益 
三菱UFJ(8306)24年3月期の純利益1兆円目標 
アサヒ(2502)1~3月純利益4倍
サッポロHD(2501)1~3月純利益、赤字
電通グループ(4324)1~3月純利益68%減 
ユニチャーム(8113)1~3月純利益5%増 
ワタミ(7522)前期、休業響き最終赤字115億円 閉店で減損16億円
RIZAP(2928)前期、3期ぶり最終黒字
サンドラッグ(9989)前期純利益7%増 
日本郵政(6178)前期純利益14%減 
コニカミノル(4902)前期最終赤字 
Jディスプレ(6740)前期最終赤字426億円 
三井不(8801)今期純利益23%増 
ヤマハ発(7272)今期純利益を上方修正
ゼンショHD(7550)今期純利益4倍 
マツダ(7261)今期350億円の最終黒字に 
SMC(6273)今期最終増益6%増の1285億円 

■決算発表予定銘柄 
大気社 (1979)
日清製粉G (2002)
DM三井製糖H (2109)
GNIG (2160)
キーコーヒー (2594)
住友ベークライト (4203)
ブリヂストン (5108)
ノーリツ (5943)
リクルートH (6098)
日本紙パルプ商事 (8032)
三菱UFJFG (8306)
三菱HCキャピ (8593)