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FRBは政策金利の誘導目標を0.5%引き上げ、
0.75%~1%の範囲にすることを決めた。

パウエルFRB議長は記者会見で
「物価はあまりにも高過ぎる。
0.5%の利上げを今後、
複数回の会合で行う選択肢もある」
とコメント。
0.75%の利上げには否定的な態度を示したが、
それでも積極的な利上げ策は続きそうだ。

0.5%の利上げは22年ぶりの大幅利上げ。

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FOMCの結果発表を前に
米10年国債は3%を超え、為替は130円台前半に。
利上げを織り込む動きとなっている。


FRBの今後の金融政策、市場の大方の予想通り
テーパリングの加速が決められ、
来年1月から新規の資産購入額を月300億ドル削減し、
削減幅を従来の2倍にすると決めた。


FRBは前回11月のFOMCで、月額1200億ドルを買入れてきた資産買い入れ策について、
11月と12月には購入額を150億ドルずつ縮小するテーパリングの実施を決めた。

このペースでテーパリングが続けば、来年6月にはテーパリングは完了し、
金融市場では、テーパリングと同時に利上げが実施されるとの予想。

政策金利見通しでは2022年中に3回の利上げを示唆。

FRBはインフレに神経質となっているが、
原油価格は目先10月がピークとなっている。

今後の原油価格次第だが、
市場ではFRBは22年半ばから利上げを開始し、
その後は2024年末までに合計で1.5%ポイントまでの、
緩やかなペースでの利上げが見通しが織り込まれている。

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